子ども&猫のいる家の「床事情」~無垢床・フローリングの劣化~

家づくり

こんにちは!

0才・3才・猫3匹・夫の7人(?)家族のまだらです。

AQレジデンスさんで3階建ての家を建てて早2年・・・。

既にダメージを負っている箇所がいくつかありますが、今回は

「床」に注目してご紹介していきます。

約2年を迎えようとしている現在の床の姿をお見せしながら、劣化状態の説明・本当にこの床材でよかったのかどうかを考えていきたいと思います。

それでは早速、レッツゴー!

1階(玄関・トイレ・WIC・脱衣所)

玄関・階段・WICまでの床:「リクシル・ラシッサDホワイトオーク」

ここはハウスメーカーの標準仕様から選びました。フローリングになります。

入居したての頃の写真

私の好みでホワイトオークにしましたが、悪目立ちすることもなく、とても気に入っています。

1番傷ついていそうなところを撮ろうと思ったのですが、傷ついているところがなく、どこもフラットで綺麗なままでした。1階は陽もあたらないので、劣化は遅そうです。

現在の様子(加工なし)

リアルフットフィール仕上げが特徴のこの床材は、足さわりが心地よく、サラサラしている感触です。

階段の色と比べるとこんな感じです

トイレ:「リクシル・ラシッサDフロア耐水ペット ナチュラルオーク」

我が家が重宝している耐水ペットの床材です。

水回りといえば、クッションフロアと思いつく方も多いかもしれませんが、私は個人的にはあまりクッションフロアを好んでいません。

クッションフロア=賃貸、傷つきやすい、劣化が早い、というイメージがあり、過去には猫にバリバリ爪とぎされた経験もあって、我が家では一切採用していません。

なので、水回りはこの耐水ペットを使用しています。1階のトイレはオーク色で、汚れが目立ちにくいのもありがたいです。

加工なし
先ほどのホワイトオークと並んでいます

使用頻度も2階に比べたら低いので、まだまだ綺麗ですね。ほぼ新築レベルと変わらない気がします。

脱衣所:「リクシル・ラシッサDフロア耐水ペット チェスナット」

上記トイレの色違いです。脱衣所もクッションフロアは採用せず、1階フロアが一続きになるようなイメージで同じリクシル製品を採用しています。

やはり脱衣所、子どもも小さいので風呂上りの水滴がぼたぼたと毎日落ちています。

しかし、すぐにきちんと拭くようにしていることもあってか、目ぼしい劣化は見られません。

入居したて
現在の様子加工なし

夏はサラっと気持ちの良いフローリングですが、真冬はクッションフロアに比べれるとひやっと感が強くて寒い気がします。まぁ、暖房いれちゃえばそんなに気にならないですけどね。

2階(LDK・猫スペース・トイレ)

LDK:「ウッドワン 無垢フローリング ピノアース アイボリー色」

きました!メインのLDKです。

入居したて

リビングは一番家族団らんで過ごす場所なので、大変悩みましたが、ハウスメーカーの標準仕様でも選べたこちらの無垢フローリングを採用しました。

色はアイボリー色です。ゴミが目立ちやすいデメリットがありますが、逆に言えば掃除はしやすいですし、何より狭小住宅としては少しでも部屋が広く見えるようになることが嬉しいです。

夏はサラっと大変心地よく、冬も通常のフローリングよりは嫌な「ヒヤっと」感が少ないと思います。ピノアースは他のフローリング材と比較しても、熱伝導率が低いと言われているのです。納得ですね。

そして、中でも私が特に好きなのは、足裏が「木」の感触を感じるところです。寝っ転がっても気持ちよくて、大変気に入っています。

・・・と、無垢フローリング自体は大好きなのですが、

肝心の劣化はどうなのか!?というと・・・

やはりいとも簡単に傷つきます(泣笑)

メインで生活している所とはいえ、もうすんごいです。

削れてる
傷がついてる
何かを落としたっぽい
こんな傷が点々とあります

見事に傷だらけ。ちょっと物を落とすとすぐに凹みます。子どもがいるので、物を落とすのは日常茶飯事。大抵、毎日何かしら落としています。

今回、せっかくなので目視できる凹みを数えてみました。

その数なんと  15箇所…!

そして、一番すごかったえぐられ方はコレ。

1cmくらい完全にめくれてます

こんな風にえぐられちゃうと厳しいと思いますが、多少の凹みならアイロンをあててマシになるそうなのでまたの機会でチャレンジしてみたいです!

ちなみに、物を落とす以外にも、水分が天敵らしく長時間の放置はひび割れや変色のもとになるそうです。

飲み物もだいたい週1ペースでこぼしている我が家ですが、今のところ変色などは見えなさそうです。すぐに拭き取ることを意識しているのと、水をこぼしやすいダイニングテーブル周りやキッチンにはマットを敷いてあるので、直接床が汚れないように努力しています。

ダイニング下は保護マットがマスト

また、無垢床は陽の光による劣化・経年劣化もよく見られるそうです。さすがにまだ2年なので、色褪せなどは分かりませんが、私はその辺は傷も含めて「家の暮らしの証」「家の歴史」として刻みたいタイプなので、そういう意味でも無垢床にして正解だったと思っています。

さすがに多すぎるけどね!ちょっとなんとかします(笑)

傷つくのは絶対嫌!という方は無垢床よりも、丈夫な床材をチョイスしてください。

猫スペース&トイレ:「リクシル ラシッサS耐水ペットクリエアイボリー」

こちらは猫がほぼ占領しているゾーン+トイレです。

猫といえば「水をこぼす」「毛玉を吐く」「粗相をする(子もいる)」なので、1階同様ペット耐水は必須で選びました。

リビングとの繋がりで似た色味(白っぽい色)にしました。汚れが目立つかな?と思いましたが、おしっこが染みたりとかは今のところ無いです。

凹みを発見

1箇所だけ傷を見つけました。無垢床でなくても、使用頻度が高いと2年で傷がついてしまうものなのですね。

3階(子ども部屋・寝室・仕事部屋)

3階はオール無垢床!

はい、そうです。3階は全て、2階リビングと同じ無垢フローリング ピノアース アイボリー色にしました。

子ども部屋
寝室

寝室でリラックスしたり・仕事部屋として集中するとなった時に、せっかくなら心地よい無垢床がいいな。と考え、選定しました。

やはり、2階とは違って使用頻度が少ないので、傷はあまり見かけませんでした。

子ども部屋も今ほとんど機能していないので、子どもたちがもう少し大きくなってきたときにどう傷ついてくるか、勝負ですね。

3階の床で唯一傷ついていた箇所を撮影してみました。

目立つような傷はなかったですが、猫の出入りが多い部分だけ、このような爪跡っぽい傷がありました。

リビングのような抉れ傷はなかったです

3階が無垢床で今のところ困ったことはないです。

ただ、部屋の用途が変わりやすいのが3階の特徴なので、リスクヘッジのために、傷に強い床材にしておいてもよかったかな〜と思いました。

うちはまさか子ども部屋が猫部屋になるとは思ってもいなかったので、無垢床に猫をいさせるのは正直汚れ等がこわいです・・・

なるべく頻度高く掃除できるようにして、このまま綺麗をキープしていきたいと思います。

オマケ:見切り材について

床のお話しをさせていただいたので、見切り材について最後にご紹介いたします。

見切り材とは、異なる床材でつなぎ合わせるときに、そのつなぎ目として使われる素材のことです。部屋と部屋の間にあることが多いと思います。

我が家の見切り材は、標準仕様でこのような細長いアルミ素材となっております。

目立ちにくくて、とてもおしゃれなので気に入っています^^

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いかがでしたでしょうか?約2年住んだ注文住宅の床材の傷み方についてお伝えしました。

子どもが活発に動いて、物が落ちてしまう無垢フローリングのみダメージが大きかったですが、それ以外はなんともなく、2年ではまだ劣化も見られませんでした。

これからおうちを建てる方・リフォームを検討されている方などに、床材の検討材料としてこちらの記事が参考になれば幸いです。

それではまた!

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