こんにちは。 狭小3階建てに住んでいるまだらと申します。
玄関まわりって、家の顔。
解放感があって・・・広々として、収納もたっぷり・・・!
なんてことが出来れば良いのですが
狭小ハウスなめんな!
そう上手くいかないのが、狭小3階建て。
私は家を建てるなら、土間続きの広いシューズクローゼットをつくって、そこにベビーカーを楽々置いたり、靴たちを綺麗に並べたり、子どものおもちゃや外回りに必要なものをたっぷりしまうことを夢見ていた・・・。
残念ながら、そのような設計は無謀だったので、今回は狭小3階建てでも出来た収納スペースを実際のアイテムたちと一緒にご紹介していきます。
~この記事で分かること~
・これから家を建てる方への玄関まわりの収納ヒント(特に狭小向け)
・玄関まわりにどんなものを置いたら良いか
・玄関収納をつくるコツ
それでは早速ご覧ください。
玄関の収納=シューズクローゼットではない
玄関、といえば「靴を脱ぎ履きする場所」なので
玄関の収納=シューズクローゼットと思いがちですが、決してそんなことはありません。
広い玄関であれば、前述のような土間続きシューズクローゼットを作れば良いだけの話ですが、狭小住宅は収納1箇所どん!と取ってしまうと、逆に動線が悪くなったり、無駄な空間を生んでしまいます。
狭い玄関こそ、「収納は分けて考える!」というのがPOINTです。
今回我が家は、「靴」と「その他」で収納場所を分けることにしました。
実際の家の写真をご覧ください。
扉を入ってすぐ右手に「シューズボックス」があります。「靴」はここに全てしまいます。
それ以外のグッズは基本全て正面のカーテンの奥にしまいました。ここを我が家では「玄関収納」と呼んでいます。元々、シューズクローゼットとして収納したかったその他諸々たちは、全てここにまとめてあります。
では2か所の収納、「シューズボックス」と「玄関収納」を更に詳しく見ていきましょう。
シューズボックス
シューズボックスは、賃貸物件でもよく目にしますよね。我が家のシューズボックスは、パナソニックさんのコンポリアです。
その名の通り、靴専用の収納になります。(一部、靴以外の物も収納しています)
コの字タイプにし、圧迫感をなくしつつ、インテリアも楽しんでいます。
メインで使う部分に入る靴は、大人の靴で20足前後かなと思います。今、子ども2人いる我が家で22足入ってまだ少しゆとりがある感じでした。また、扉の内側にスリッパを収納できるオプションもつけました。
縦長の収納は上部に普段使いしない靴、下部は棚をなくし、傘収納スペースにしました。ブーツや傘などの、長物が置けます。汚れ物もここにいれてしまっています。
シューズボックス内に収納している物をまとめるとこのようになります。
【シューズボックス】
(メイン部分)・オールシーズン履ける靴
(縦長部分)・季節もの靴・長靴・ブーツ・傘・家庭菜園グッズ(シャベルやハサミなど汚れるもの)・外用ホウキ
(上部分の棚)・防水スプレー・殺虫剤
メイン部分の上の棚はほぼ空っぽなので、まだまだ余裕はありそうです。
玄関収納
シューズボックスに収納するものはイメージしやすいけれど、玄関まわりに収納したい「靴」と「その他」の「その他」ってなんだ!?
一体、なにを仕舞えばよいのか?どんなスペースなのか?
そんな疑問にお答えすべく
お待ちかねの玄関収納お披露目です。
まず、玄関収納は土間を上がった目の前に別部屋として用意しています。
収納丸見えは嫌なので、IKEAのリルカーテンで目隠ししています。
が、ここはインスタグラムではないので内部もしっかりお見せします。
どん!
部屋の中はだいたい2畳くらいしかありません。また、一部は階段下になっているので高さを活かせない部分もあります。かなり、狭いです。
そんな極小スペースで、何を収納しているか。
ひとつずつ、紹介していきますね。↓↓↓
コート・カッパ掛け
まず、入ってすぐ右手に銀色のバーがあります。
コートや、カッパ、マフラーなどがかけられるようになっています。
出発直前に着るものが玄関すぐにあると便利~♪
コートやカッパは、土間部分の壁にフックを取り付けて、かけてもいいかな?と思ったのですが、
壁から数センチの厚みが出るだけでも、狭小玄関にとっては正直・・・邪魔。
なので、収納内部にしまえるよう、コート掛けを作って良かったです。
防災グッズ
コートかけの真下には防災リュックが2つ、置いてあります。
やはり、防災リュックは玄関付近がベスト。
有事の際にすぐに取り出せる位置に置いておくことが大切です。(大事なのはしまっておく、のではなく、置いておく。すぐに出せるかどうかがカギ)
因みに、私たちを運ぶバッグは、私たちが普段いる猫部屋においてるよ。わざわざ玄関収納まで取りに来ないほうが、動線的にはいいよね!
季節もの(大)
この入ってすぐの右空間は広めにとってあるので、大きい季節アイテムがしまってあります。
クリスマスツリーや、プール用品・アウトドアグッズなどが当てはまります。
床下収納
この部分には床下収納もあります。災害リュックで持ち運ぶことのない、備蓄品が主に入っています。
水・備蓄食料
工具
右奥部に進むと、棚ゾーンになります。可動棚になっていて、高さを変えられるようになっていますが、2年住んでいて変えたいと思ったことはないので、可動棚である必要はなかったかなと思います。
メインは工具系です。細かいネジや、ハンマーなど危ないものが多いので、子どもの手の届かない高さに置いています。
・電動ドリル ・ネジ ・ハンマー ・タイル ・ペンキ ・ラッカースプレー ・やすり
車アイテム
同じく右側棚ゾーン。
これは我が家ならではなのですが、車関連のアイテムを置いています。
・日除け ・子どもの寝落ちアイテム ・クッション ・DVDプレイヤー ・スマホホルダー
床にはチャイルドシート×2台
そう、我が家には車がありません。年に数回、レンタカーを借りる程度。なので、このように車アイテムも玄関先に収納する必要があるのです。
その他
その他右側の棚においているものはこちら
・レジャーシート ・家庭菜園用の未開封土 ・使わなくなったおもちゃ ・猫のつめとぎ
続いて、左側のゾーンへいきます。左側は4段の長い固定棚になっています。メイン使いするものは左側に基本おいてあります。
季節もの(小)
一番奥側に置いている季節ものになります。年に1度しか触らないインテリア小物がまとまって収納されています。
・クリスマスツリー飾り ・アドベントカレンダー ・鬼のおめん ・ハロウィングッズ 各種小物
趣味の物
私には自室がないので、自分の好きで集めたグッズなどを飾る場所がない・・・。
ということで、ここに飾ってしまいました。
一番上の棚は使い勝手があまりよくないので、先ほどの季節物同様、普段触らないものをこのように置いています。
推しの写真やアクリルスタンドを並べられて、満足です。
現金
2段目の一番手前には、現金があります。もう、丸裸です。(ミニ財布でもいいと思います)
基本キャッシュレス一択で、普段現金を持つ習慣がない我が家・・・。
町内会などで、何かと緊急で小銭が必要!ということがしばしばあるため、このように少額の現金を置いておくようにしています。有事の際には役にたちます。
小道具BOX
現金の隣にある箱です。
私はここに、画鋲やクリップ、テープなどをいれており、インテリアの模様替えがしたいな・・・。ちょっと、ここはがれちゃってるから直そう。というときに、この箱をあければ大体揃っているので重宝しています。
アルコールスプレー・お掃除用品
玄関回りのお掃除に便利です。
シャボン玉セット・砂場セット
しょっちゅう、玄関先で遊びます。
おでかけグッズ
一番手前に置いておくものです。ここに集約していれば、おでかけの時、支度が楽ちんですよ。
・アルコールティッシュ ・ポケットティッシュ ・マスク ・おしりふき
季節物のおでかけグッズは少し奥側に。
・ハンディファン ・カイロ ・日焼け止め ・虫除けスプレー
コロコロ
猫の毛がつくので、コロコロしてから外出します。
子ども用麦茶(ストック&お出かけ用)
水筒を持っていくと大きくて邪魔なので、パックジュース派です。
電動自転車充電スポット
保育園送迎に大助かりです。我が家はこれがないと生きていけません・・・。
玄関収納に入ってすぐの足元にコンセントを用意し、すぐに充電できるようにしてあります。
電動自転車の充電器って割とゴツくて大きいので、しっかりスペースを確保することでノンストレスです!
玄関収納をつくるコツ
高さを活用する
充分な面積が取れない狭小住宅こそ、高さを活かして棚を活用していきましょう。
色んな収納の「可能性」を広げておく
とはいえ、壁一面ぜんぶ棚!だと、逆に使い勝手が悪くなることも。
ご紹介したように、コート掛けのバーを設けたり、何もない広い空間だけ作ってみたり、
床下収納もあれば、奥行のある可動棚もあって、奥行はないけど壁一面棚になっている部分もあったりと、どんなものでもしまえる可能性をつくっておくと、今後生活していく中で便利です。
かってにスイッチ
狭い玄関収納、より快適に使うためには勝手に電灯をON/OFFしてくれるかってにスイッチをぜひ採用してみてください。
荷物を持ったままでも、急いでいる時でも、パッと電気がついてくれて、放っておけば消えてくれるので、大変重宝しています・・・!
かってにスイッチはこちらでも紹介しています。
https://madara-house.com/注文住宅電灯スイッチの配置・選定(アドバンス/
何を収納したいのか検討する
玄関まわりの収納として、どんなものを置きたいのか。
趣味用品の数は多いのか、使う頻度は高いのか、誰が使うものなのか、子どもにとって危険はないか
そこにしまう「物」はなんなのか、というのを設計の段階でしっかり決めていただくと、
必要な棚のサイズや、空間がより鮮明に見えてきますね。
狭小住宅だって、工夫次第で玄関まわりの収納を実現できる!
それではまた次回お会いしましょう^^
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