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こんにちは。狭小3階建ての注文住宅に暮らしています、まだらと申します。
夢の注文住宅、広い収納って憧れちゃいますよね。
特に、立ち入りできるくらいの容量の大きいパントリーがあったら、買い溜めもたくさんできるし、防災用のローリングストックも難なくできますよね。
でも、狭小住宅に大容量パントリーなんか作れないよ!!!
そう、我が家のような狭小住宅に広いパントリーを作るなんて、夢のまた夢・・・。
でも!やっぱり収納を諦めたくない・・・!
ということで、我が家は、狭小住宅サイズの小さめパントリーをつくりました。
今回は、狭いスペースにつくるパントリーに「どんなものが置けるのか」「収納のポイント」「狭小パントリーをつくるコツ」などをお伝えしていきたいと思います。
パントリーとは
そもそもパントリーとはなんなのか。
パントリーとは、ずばり「キッチン周りの収納スペース」のことです。
キッチン周りなので、食品はもちろんですが、キッチンペーパー、サランラップといった日用品はもちろん、ペットを飼っている人ならペットのご飯、災害備蓄品、赤ちゃんの離乳食など幅広く活用できる収納場所になります。
広いおうちの中には、2~3畳(それ以上も!)あるような立ち入り型パントリーもあるようです。
う・・・うらやましい。
ただ、パントリーの定義としては、立ち入るタイプ・小さな棚タイプ、どんな形であってもキッチン周りの収納であれば、全て「パントリー」と呼ぶそうです。
収納なので、広ければ広いほど良いように思えますが・・・
小さいパントリーだとどうなるのでしょうか。
我が家の狭小パントリーを早速みてみましょう。
我が家のミニパントリー
サイズ
こちらが我が家のパントリーです。
実際の使用感やポイントもあわせてご紹介していきます。
サイズは幅800mm×高さ2400mm となっています。天井までめいっぱい使えるような仕様にしました。
POINT:狭小パントリーは高さを最大限活用する
奥行は450mmです。
パントリーは物の出し入れがしやすいように、あまり奥行は必要ないという意見も見られますが、それはあくまでも広いスペースが取れるパントリーだと思っています。
狭小パントリーは容量最優先で、奥行が取れる分は取ってしまった方がいいというのが私の考え方です。
物の出し入れに関しては、優先度をつけて配置を工夫すれば、日々の扱いにストレスがたまるなんていうこともありません。
POINT:狭小パントリーは奥行をできるだけ確保する
何をしまうか?
それでは、狭いこのパントリーに何をしまっているのかご紹介していきます。
棚は全部で4段あるので、1段ずつ紹介していきます。
1段目:使わなくなった赤ちゃん用品・お弁当グッズ
1段目は天井に近く、身長160cmの私では背伸びをしても届きにくい高さになります。
よってここは、倉庫のような扱いになっています。
滅多に使うものではないけれど、捨てるものでもないといった物を置くようにしています。
我が家の場合は、赤ちゃん用品が大半を占めます。次もしまた赤ちゃんが我が家に来てくれることになったら、そのときにここから哺乳瓶やおしゃぶりなどをまた使っていきたいなと思っています。
また、赤ちゃん用品は、普通の倉庫や棚に置くよりもキッチン近くのパントリーに置いておいた方が衛生的に感じました。
お弁当グッズは、現在リモートワークをしており、お弁当を持参することがほとんどなくなってしまったため、こちらにしまっています。
2段目:ゴミ袋・離乳食ストック
2段目からは手を伸ばせば問題なく使える高さになります。
離乳食は毎日使うわけではなく、普段は手作り品を冷凍ストックしているので、そちらが切れたり、緊急時用のストックとして置いています。
ゴミ袋は写真のように種類にわけて置いています。袋から取り出してこのように置いておく方が取り出しやすくて好きです。
ちなみに奥には、レトルトのごはんが置いてあります。炊き忘れた時や、災害備蓄品として常備しています。ちょっと手が届きにくいですが、普段使いはしないので十分です。
3段目:缶詰用品・レトルト食品・クロス類
共働きフルタイムの我が家では、「缶詰」「レトルト」はなくてはならない存在です。
日常的に使い、ローリングストックもできる「缶詰」「レトルト」は手の届きやすい3段目に置いています。
また、洗った食器をふきあげるディッシャークロスも毎日交換して使うものなので、使いやすい場所に置いてあります。
ちなみに3才の娘はツナ缶を使ったツナマヨご飯が大好物です。
4段目:お菓子・調味料・常温保管できる食品・朝ごはんセット
4段目も良く使うゾーンになります。
リモートワークで家にいるので、簡単につくれるお昼ご飯(レトルトカレーや、かたやきそばなど)や
朝ごはん(パン、シリアルなど)を置いています。
大好きなお菓子コーナーもあります。左半分は全部お菓子です。
一番下:サブ冷凍庫&米びつ
1番下は大きな空間にし、
サブ冷凍庫と米びつを置いています。
離乳食期とかぶると、このサブ冷凍庫を動かしても、全然足りないくらいパンパンになります。
フルタイム共働きのご家庭はぜひ!サブ冷凍庫をご検討ください。
また、冷凍庫は生ごみ置き場にもなりますよ。特に夏場は、生ごみを冷凍させて捨てれば害虫対策になるので、おすすめです。
米びつは、パントリーのサイズに合うものを探して購入しました。
収納箱の選定
各段に置いている物をご紹介しましたが
それぞれ異なる収納方法だったことにお気づきいただけたでしょうか。
1番上の段は、滅多に使わないのでしっかり密閉保管できるトタンボックスにしました。
2段目はゴミ袋の補充・取り出しがしやすい箱を選定し、(箱はキャンドゥで購入しました)
離乳食ストックは、残量がわかる少し透けた素材で、且つ離乳食パウチのサイズにあわせたものを購入(こちらはダイソーでした)
3段目は使う頻度が高くなるので、全体の中身が分かりやすいカゴタイプのもの
4段目も良く使いますが、お菓子などの子どもが欲しがるものになるので、目隠しになりつつ、通気性のよいラタン素材を選びました。
使いやすさをUPする工夫
それでは、より使い勝手をよくするパントリーの工夫についてご紹介します。
可動棚にする
可動棚にすることで、収納できるものの可能性を広げます。
特に、狭小住宅であればこのパントリー1箇所でどんなものでも置けるように対応できた方が安心です。
コンセントを設置する
可動棚と同じ考え方ですが、どんなものでも置くことができるように、コンセントの設置はマストです。
我が家のパントリーは、4段目付近と、足元の2箇所に設置しました。
実際、サブ冷凍庫を置いているので活躍してくれています。
目隠しカーテンをつけられるようにしておく
このタイプのパントリーは、中が丸見えなので、来客時に隠したい・見栄えを良くしたい場合には、ロールカーテンをつけられるようにあらかじめ準備しておくのがオススメです。
我が家もロールカーテンをつけるつもりで、スペースだけ作ってもらいました。
ただ、そんなに来客もないのと、日々使うことを考えると必要性は高くないなと感じ、一度もつけたことはありません。
見た目を重視される方は、ぜひ取り付けを検討してみてください。
キッチンに関係ないものは置かない
最低限のスペースしかないので、狭小パントリーの心得は「キッチン用品特化」で考えた方が良いです。
広いパントリーにはあれこれ置きたくなりますが、
トイレットペーパーはトイレに置き、サプリメントは薬箱にしまい、食品以外の防災グッズは玄関におく。
容量は小さくても、食品関係にしぼって選定をすれば、このくらいのサイズでも十分パントリーとして機能してくれます。
何より、実際に使うものは使う場所にあった方が、探す手間も省けます。
まとめ
今回は狭小住宅における「狭小パントリー」の作り方・収納のポイントなどをご紹介しました。
省スペースでも、奥行・高さを活かして、優先順位を考えた収納を心がければ、広いパントリーにも負けない、使い勝手の良いパントリーをつくることができます。
無駄なスペースは一切ないので、多すぎる無駄な買い置きもなくなって、節約上手になってしまうかもしれませんね。
狭小には狭小の良さがある・・・!
小さなパントリーでも、諦めずにおうちづくり楽しんでいきましょう!
それではまた!
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