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こんにちは。 保育士と幼稚園教諭のWライセンスをもっている、まだらと申します。
普段は狭小3階建ての注文住宅で、狭い家でもできる知育や、おうちモンテを中心に楽しく取り組んでいます。
先日、上の子が3才になったばかりの頃、
これ。なあに?
と指を差されたのは、子どもの名前が記名された絵本。
『これは、〇〇ちゃんの名前だよ』と教えると
「じゃあこれは?」「ねぇ、こっちは?」とどんどん質問攻めに。
文字に興味がでた瞬間でした。
これは文字習得チャンス・・・!?
この機会を逃すまい…!と、
早速、平仮名を学ぶための準備を開始しました。
ということで、
今回の記事では、狭小3階建に住む我が家の「おうちでできる平仮名勉強(3才児編)」として、
・取り組んでいること
・環境づくり(家づくりの工夫)+遊び方
・3才2か月の現在の習得状況
をまとめてお伝えしていきますね。
取り組みと環境設定
【取り組み】絵本は文字をなぞる
毎日欠かさず読んでいる絵本。
今までは、情景や心情優先で、読み方にばかり注力していましたが…
文字に興味がでてきてからは、
親が絵本の文字をなぞりながら読み、発音と文字のリンク作業を行うようにしています。
知っている文字がでてくると
『これ、とまとの「と」だね』なんて言ってきます。
自ら文字に反応し、アウトプットできる時はチャンス!だと思って新しい文字を覚えさせます。
『ほら、こっちは、にんじんの、「に」だよ」といった具合です。
次の段階として、
子どもが絵本の中身を覚える頃になったら、指なぞりを子ども自身にさせます。
初めは手を取って一緒に、音と文字を合わせていく練習をします。
慣れてきたら1人で指なぞりをし、
リズムや、音を覚えると文字の理解も深まり、最終的には1人で読みながら文字をなぞる。と言うことをゴールにします。
【絵本のゆびなぞり】まずは親がなぞる→中身を覚えたら一緒になぞる→1人で読ませる
【環境設定】どこでも読める工夫
文字に興味があるうちは、文字に触れる機会をどんどん増やすべきです。
絵本は、枕元にしかない。寝る前しか読まない。
それだと勿体無いです。
リビングや子ども部屋など子どもが過ごす場所には絵本が点在していると、文字に触れるチャンスが増え、自然と覚えるスピードも上がると思います。
本棚を置いても良いですが、家づくりの観点で言えば『絵本ニッチ』を作ってみるのはいかがでしょうか。
省スペースでもニッチなら場所を取らずに、絵本をしまうことができます。
どこにでも絵本があって、気軽に子どもが手に取れる環境を作りたいですね。
ただ、忙しい平日などでは、すぐに読んであげられない。という場面もあると思います。
そういう時には、子ども1人でも取り組める発語教材・玩具がおすすめです。
我が家では、大好きなあんぱんまん様に文字導入のお手伝いをしてもらい、初めての文字とのふれあいを楽しんでもらえました。
身の回りにある単語だけではなく、挨拶や色、季節など様々な要素を盛り込んでくれているので、色々な視点から文字アプローチすることができます。
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【取り組み】50音順に覚えない
平仮名といえば、「あいうえお」から始まるので、ついつい初めから覚えさせようとしてしまうのですが
学習において重要なことは「興味を失わないこと」だと思います。
なので、子ども自身が大好きな物の名前・人の名前といった「知っているもの」から平仮名を習得していくのがおすすめです。
我が家ではまず、3才になったタイミングで「ママ」「パパ」「おとうと」の3人分の名前を覚えました。
次に、大好きなおばあちゃんの名前、キャラクターの名前、好きな色の名前、と少しずつ読める文字を増やしていっています。
では、平仮名を覚えるための具体的な環境設定をご紹介します。
【環境設定】生活の中に平仮名を目立たせる
3才児はまだまだ集中して勉強する、ということは中々できない年齢です。
あくまでも日常の中に当たり前のようにひらがなが目にはいって、遊び感覚で覚えていく。
という環境設定が大切です。
特に、おうちの中で必ず過ごす場所、遊びやすい場所に平仮名を見えるように配置しておくこと良いです。
我が家では「お風呂」と「リビング」の2箇所に設置をしました。
お風呂
毎日のお風呂時間に使用しているのがこちらの平仮名パズルです。
正式名は「おふろでひらがな」
キャンドゥで購入しました。
水にぬれると、お風呂の壁にぺたっとくっつくので3才でも簡単に取り扱えます。
遊び方例
初めは、遊び方がよくわからないと思うので
例えば、好きな歌をお風呂の最中に歌ってみて、「今の歌にでてきた「あか」はこれだよ」と親が文字を並べてみます。
再度一緒に歌をうたい、「あか」と歌うタイミングでパズルを指さし、音と文字をリンクさせます。
繰り返しやっていくとなんとなく「形」として「あか」を認識するようになってくるので、
そうしたらわざと、親が間違えて並べます。「あか」だったら、「かあ」にしてみます。
そこで子どもが「えー!違うよ!」と教えてくれたら、文字の習得に近づいている証拠ですし、
「じゃあママに教えて~」とパズルを渡せば、遊びとして取り入れながら子ども自身で文字を並べて理解を深めることができます。
パズルのいいところは、自分で文字を並べられるところです。
私たちは、当たり前のように文字を左から読み、縦なら上から読みますが
子どもはそのルールすら知りません。 文字を並べる、という行動は「読み方の習得」にもつながっていくのです。
案の定初めの頃は、並べ方ぐちゃぐちゃの娘でしたが、今は左から・・・というのを理解してくれています。
リビング
リビングは一番長く過ごす部屋なので、ぜひ積極的に平仮名を取り入れてほしい場所になります。
我が家では、こちらの公文のひらがなカードを使っています。
ここで大切なことは、外箱のまま置きっぱなしにしないこと。
外箱だけだと他のおもちゃなどに埋もれてしまい、遊ぶ機会が減ってしまいます。
何枚か、覚えさせたい文字と知っている文字を選定し、飾るように出しておきます。
そうすると、自ら手に取る時間がふえます。
遊び方
このカードは、表にイラスト、裏に頭文字になる平仮名が書かれています。
まずは複数のイラストから見せて、「まくらはどれだ?」と当ててもらい、
ひっくり返して「そうだね、これがまくらの「ま」だよ」と見せていきます。
少し覚えてきたかな、という頃になってきたら
カードをいつもと少し違うところに置いてみて
「あれ?まくらの「ま」はどこだ~~?」なんて宝探しゲームにしてみるのも面白いです。
同じ平仮名でも、イラストに書かれているもの「まくらのま」から、別の言葉「ママのま」に言い換えて探させてみると、より理解度が高まります。
こちらの公文のカードは文字が大きく読みやすいのでとても重宝しています。
習得度
3才になってすぐに平仮名を覚え始めた娘が、上記の環境に接し、約2か月で覚えた文字は・・・
ぜんぶで14文字でした!
この14文字は、単体で読めて、自分で並べて言葉がつくれるものたちになります。
平仮名50音。まだまだ道のりは長いですが、3才児で全て読める子は少ないので、焦らずゆっくり、好きな文字から触れさせていこうと思っています。
まとめ
3才児の平仮名学習で最も重要なことは、楽しく学び、興味を失わないことです。
家づくりの中にも、目に触れる・手に取りやすい環境設定が大切になります。
当たり前の日常のなかに、自然に平仮名をなじませて、親も子も楽しくコミュニケーションを取りながら、平仮名マスターを目指していきましょう!
4歳のお誕生日までに平仮名50音マスターしたいな!
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