保険?なにそれ状態の私が火災保険を選定してきた[初心者向け]

家づくり

こんにちは♪ 狭小3階建に暮らしています。まだらと申します。

保険って、ぶっちゃけ難しすぎてよく分からない…。

そんな私が新築住宅のための『火災保険選び』を行ってきました。

今回は、我が家が選んだ火災保険の会社とその理由をご紹介いたします

まずは見積もり!

とはいえ、お恥ずかしながら・・・

まだら
まだら

保険?なーんか難しそう。。めんどい。。

と思っていた私。どこの会社に見積もりを依頼すればよいかも分からず、

とりあえず…

『ほけんの窓口』いってみようか。

というノリで早速予約♪平日午後は当日予約でもスムーズに取れた。 ほけんの窓口はフランチャイズ店が多いらしくて、接客に難ありという噂を聞いていたので、 今回は直営店に行ってきました!(HP見れば、グループ会社かその他か分かるよ)※PRじゃないよ

人生初のほけんの窓口 居心地よい

接客は全く問題なかったし、ベビーカーで中までいれさせて頂き、しかも1才の子どもにも飲み物をだしてくだり、なんたる神対応・・・。(ジュースかお茶かまで選べましたよ・・・神?)

本当に初めてのことで全く何も分からないので、火災保険の仕組みから教えて頂きました。

火災保険について

火災保険は[建物]が火災で損壊した場合に、建物にあらかじめかけられた「保険金額」から必要に応じて保険金が支払われる仕組み。例えば、建物に2000万の設定をしておくと、MAXで2000万が基本的には支払われる(諸条件あり)。一部損壊程度では最大額ではなく、何十パーセントが支払われるなど細かく規定があります。

この、建物の「保険金額」の設定からまず悩みます。これも、ほけんの窓口で相談すれば、延べ床面積などから平均的な保険金額(=建物評価額っていいます)を算出してくれます。

新築であれば、基本建物本体代金をそのまま評価額に当てはめることが一般的だそうです。我が家も例に倣って、本体代金と同じ金額を評価額として設定することにしました。

また、[建物]と2本柱として出てくるのが[家財]です。[家財]も評価額を設定し、補償対象にしてもらうことができます。基本的には、家の中にある家具・家電のイメージです。キッチンや風呂などの設備は建物本体になります。

[家財]はそれこそ人によりけりな部分ではあるので、少し高めに設定しておきたいという方もいれば、私のように無頓着で高い家具は買わないタイプの人間なら低めでもいいんじゃないでしょうか。あとは、地域的に災害受けやすいかどうかとかでも変わってきますね。

我が家は、お高めな家具家電はなし。ゴルフもしない。一般的なもののみ、夫婦+小児1で400万で設定しました。窓口もお姉さんも特に問題ないと言ってくださいました。

続きまして・・・

突然ですが!地震保険について

「火災保険の話をしていたのに、急に地震保険の話するな!」と思ったそこのあなた。私もほけんの窓口で全く同じこと思いました。仲間ですね(ラブ) でも、とっても関係があるんです。

地震保険は、災害大国の日本に住んでいれば検討する可能性は高いんじゃないかなと思います。しかし、この地震保険って、単独で加入できず必ず火災保険とセットで入る必要があるんだそう。

だから火災保険に入るタイミングで地震保険の検討も必要です。そこで、地震保険も火災保険同様に[建物]と[家財]にそれぞれ保険金額が設定されるのですが、これ、

自分で好きな金額には設定できません!

火災保険で設定した評価額の50%が地震保険の保険金額になります。例えば・・・

火災保険[建物]2000万[家財]400万 →地震保険[建物]1000万 [家財]200万 ということです。50%しかないなら、もう少し建物の評価額をあげるべき?とも考えましたが、保険料がかさむし、耐震等級3の新築なので、全壊して建物を一から作り直す確率は低いのではという思いから、私の場合は地震保険のために評価額を調整することはしませんでした。この「50%」という数値をどうとらえるかで、地震保険どうするか考えさせられますよね・・・。

また、耐震等級3,2の認定があれば地震保険は国の補助で割引もきくので嬉しいですね◎

ちなみに・・・

[落とし穴]

地震が原因で起きた「火災」は「火災保険」が使えず「地震保険」での扱いになる

これ知った時はショックだった・・・。地震原因の火災だと大規模になる見込みがあるから火災保険では賄えないらしいです。 そうなると、地震が原因で家が全焼したときに、火災保険の50%しか保険金が受け取れないので「家が建てられない」問題が浮上してきます。

保険会社によっては、地震保険だけ上乗せで保険金額を設定できる会社(ソニー損保など)があるので、心配な方はそちらを利用されたり、地震火災費用特約といって、地震が原因の火災のときは地震保険による補償+火災保険金額の30%か50%(合わせれば、80%、100%)が受けられるという特約もあるので、ちょっと高くつきますがとにかく安心感を求めたい方にはそちらもご検討ください!(うちは耐火仕様ということもあって特約つけませんでした)

プラン

評価額を設定したら「プラン決め」

火災保険は、様々なシチュエーションで保険が使えるようプランを提供してくれています。以下のパターンがだいたい多いです。

①火災、落雷、破裂爆発 ②風災、雪災 ③水濡れ ④盗難 ⑤水災 ⑥外部からの衝突、破損汚損

これらのシチュエーションの中から、「全部補償対象にする」か「1つだけなし」か「最低限だけあればいい」というだいたいこの3プランが提案されると思います。(細かい内容は会社によって異なります)

今一度、ハザードマップを確認した上で取捨選択をしてみてください。⑤の水災は、津波を勝手に想像しやすいですが、地震による津波の損害は「地震保険」になるので間違えないください。火災保険では「洪水、浸水」「豪雨による土砂崩れ」などが当てはまります。

⑥の破損汚損はついてない会社もあったりして(特約になってることがある)、あんまりいらない?外しちゃおうかな?なんて考えたのですが、

子育て世帯にはマストで必要・・・!

子どもがおもちゃ投げて、テレビ画面割れたとか、ボール投げて窓ガラス割れちゃったみたいなあるある事故による損害がカバーできます!これは心強い。

そんな感じで、やっぱりフルセットが安心だよねという結論から我が家はフルセットプランを選択することになりました。

次は、オプションを選ぶよ~

色んなオプションが各会社あるので、特にいいなと思ったオプションと勧められたオプションをご紹介します。

1、日常生活賠償特約(コレつけました!)

→日常生活における偶然な事故によって対物・対人に損害を与えてしまったときに発生した賠償について1回の事故につき1~3億円(会社による)補償してくれるもの

子どもが自転車で誰かを怪我させてしまった、などリアルにありそうで身近に感じました。だいたい1.5万くらい(10年で)上乗せすればつけられた特約だったので喜んで付けました。

2、類焼損害特約

→自分の家が出火して近隣の家まで損害を与えてしまった場合で、その近隣のお宅が万が一火災保険にはいっていなかった、また、入っていても保険金が足りなかったというときに使える特約。自分の家だけ綺麗に立て直して、隣の家がなにもできないってなったら、ご近所付き合い厳しいどころか引っ越しを余儀なくされると思うのでオススメですと勧められた特約です。

言ってることは確かに・・・とは思いました。費用的にも10年で1.5万くらいだったのでつけてもいいかな?とも思ったのですが、火災保険て全体の80%くらいの人が加入しているらしいので、そこまでやる必要はないなと思い、特につけませんでした。

他にも本当にたくさんの特約があるので、パンフレットなどで一度ご確認ください!

いよいよ見積もり・・・!

評価額とプラン&オプションが決まれば、あとは見積もりを依頼するだけです。今回はほけんの窓口さんオススメの5社の見積もりを取ってもらいました。

・セコム ・損保ジャパン ・東京海上日動 ・三井住友海上  ・あいおいニッセイ同和損保

こちらの5社です。 で・・・肝心の見積もりなのですが、一番大きな差で3~4万くらいになりました。あとは、各会社の特色や自動セット特約をみて候補をしぼっていきます。(※自動セットとは、プランに関わらずその会社がつけてくれている補償内容)

・セコム→推しの破損・汚損がオプション扱いだったので却下

・損保ジャパン&東京海上日動→内容は充実しているが、日常生活賠償特約が1億円まで。実は1億円だと意外と少ないらしく、3億まで出してくれる会社の方が心強いとアドバイスをもらう。また、破損・汚損の自己負担額が損保ジャパンが1万、東京海上日動が5千円なので、全然問題ないけど1万円(5千円)未満のものが対象だった場合は、自己負担しておわりになっちゃうので、より低ければ低い方が安心。

・三井住友&あいおい→グループ会社らしく、内容ほぼ似てました。日常生活賠償特約が3億円まででて、破損・汚損の自己負担が3千円なので、自分の価値観から見ると、この2社が好みでした。

次にハウスメーカーの提携先へ見積もり依頼

自分の希望プランや評価額がわかっていないと、ハウスメーカーへ見積もり依頼はできないので、順番的に後回しになりました。連絡すると、AQレジデンスではあいおいニッセイ同和損保が提携とのことでちょうどよかったです。早速見積もりを依頼します。

その結果・・・

同条件で、ほけんの窓口経由よりも4万円ほどお安くなりました。ハウスメーカー割引がついてるからですね。これはお得です。 あいおいは良い印象だったので、ハウスメーカーに頼めば手間も減るし、ここであいおいに決めることにしました。(ほけんの窓口だと、書類持っていたりとか若干面倒)

保険?なにそれおいしいの?状態の初心者が、無事に火災保険を選定できました

みんな同じように見える保険ですが、細かいサポートや自己負担額などが異なっているので、ハウスメーカーの提携先だけではなくいろいろな会社を調べることができて勉強になりました♪

一番は、住んでいる家の環境・地域の特色と、家族構成から自分達に何が一番大切なのか(我が家の場合は、子ども絡み)という観点から保険を考えると選びやすいな!と気づいたことです。

結構検討することが多いので、上棟したら少しずつ火災保険のこと、調べてみてください♪

それではまた~~

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