こんにちは
北欧風3階建のおうちに住んでいるまだらです。
今回は、家づくりをするならきっと誰もが一度は憧れるであろう『造作洗面台』について。
我が家は3階建なので、1階と2階に1箇所ずつ、計2台の造作洗面台を設けました。
作った上でのポイントや、メリットデメリット、後悔点などお話ししていけたらなと思います。
1階洗面台
まずはこちら。1階の造作洗面台です。
サイズについて
幅1350mm
奥行き530mm
下部スペース高さ770mm
比較的広々とした洗面台。2人で並んでも余裕があります。
動線を意識した配置
こちらの洗面台は、玄関を入ってすぐのところに配置しました。
帰宅動線を意識した配置になっているため、帰宅後のスムーズな手洗いが実現できます。
給湯器の位置も注目
前述の通り、玄関から近いのも重要なのですが
我が家は給湯器(お風呂場)にも近づけることを意識して配置しました。
給湯器が近いと、冬場の寒い手洗いも素早くお湯に変わります。子どもは水が冷たいと手洗いを嫌がるので、すぐあたたまるのはありがたいです。
ちなみに…
12月の最低気温5度の朝起きてすぐに、お湯になるまでの時間を測ってみたところ・・・
23秒でした。対して、2階の洗面台は45秒でした!20秒も変わるなんて驚きです。
作業スペースを確保
横幅の広い洗面台ですが、右側はフリースペースにしています。
例えば洗濯ものを畳んだり、アイロンをかけたり。私はここで自ネイルもしちゃいます。リビングだと匂いが充満して、子どもにもよくないのでフロアが分かれてるここを重宝してます。
あとは、子どもが保育園に通っているのでそのオムツにおなまえスタンプを押す作業をするのにも、この場所が活躍してくれています。
ツーボウル洗面も悪くないですが、あえてなにもないフリースペースを作って良かったと思います。
収納はたっぷりと
洗面台周りは収納を増やす大チャンス!
正面には大きな三面鏡。歯ブラシやコンタクト整髪料など、全部しまっても余裕があります。
また、洗面台にも造作の収納棚を設置。ご覧の通りまだまだスペース余っています。
一応可動棚にしたのですが、2年間動かしたことはないです。個人的には可動棚でなくてもよかったかなと思います。ただ、写真に写っている子ども用の踏み台や、ゴミ箱が邪魔だなと感じたら、可動棚を調節して中にしまってもいいかもしれないですね!
洗面台ニッチがおすすめ
収納力×オシャレ感をうんと高めてくれるのが、洗面台ニッチ。
壁の有効活用って素晴らしいですよね。
私はディスプレイの感覚でいるので、お気に入りの香水やアクセサリーをここに置いています。
インテリアで飾りを置いてもいいですし、歯ブラシやメイク道具を置くのもいいですね。
1番見てほしいのは、このニッチ、一番上の段がティッシュニッチになっています。
洗面台が汚れてちょっとぬぐいたいとき、メイクのヨレを直したい時、子どもの鼻をかんだり、ティッシュがすぐここで取れるのがとても便利です。
意外とティッシュって、箱で置いてると邪魔になりますからね。ティッシュニッチ、おすすめですよ!
コンセントも忘れずに
洗面台では作業スペースのあたりに、コンセントを用意しています。(上写真をご覧ください)
ヘアアイロン、電動歯ブラシ、ひげそり、美容器などなど電源が必要なグッズは結構あります。
デザインについて
洗面台で目を惹きやすいのは、タイルじゃないでしょうか。
水はねから守ってくれるタイルはその機能はもちろん、デザイン性も高めてくれるのでお気に入りです。
我が家のタイルはコラベルタイル。
コラベルタイルはカラバリも豊富にあるので、お好きな組み合わせがきっと見つかると思います。
また、造作洗面台は洗面台収納部分に扉をつけないとこんな感じで配管が丸見えになります。
配管が見えるのはださくて嫌…となると、扉をつけてもらった方が良いです。
我が家もできればつけたかったのですが、収納力をあげたかったのと、後ろがすぐ壁なので、使いやすいようにオープン型にしました。
ライト
ペンダントライトはLapiss(ラピス)です。鉱物のような形に一目ぼれしてしまいました。全体的にブルーで統一したかったので、すぐに気に入りました。
↑ラピスはこちら
2階洗面台
サイズ
幅750mm
奥行450mm
下部スペース高さ750mm
1階の洗面台に比べるとかなりコンパクト設計。リビングとトイレの間に位置していて、日中と寝る前はほぼここを使っています。
置き型ボウル水撥ねしちゃう
デザイン性重視でおいた置き型のボウルですが、スペース上、水栓が真ん中に置けず、横にずらして置いたため、水撥ねしやすくなってしまいました。これは失敗。
置き型ボウル自体の設置部分にゴミも溜まりやすく、一体型よりもやはり掃除が面倒で、デザイン性以外のメリットが今のところ見つからないです。(我が家の場合は)
小スペースでも収納を意識
かなり狭い場所なので、1階のように三面鏡やニッチは置けません。簡易的ではありますが、板を1枚つけてもらい、そこに普段は歯ブラシを立てています。
また、洗面台下は大きく空けておいてもらいました。スペースさえあれば、自分で好きなラックをいれて有効活用できます。タオルや、洗面用具などの細かいものも、ラックにいれています。
猫の水飲み場にだってなる
我が家には猫が三匹いるのですが、最低でも1日2回は水をかえています。
洗面台の真下に猫の水飲みスペースをつくったことで、毎日の水交換も楽々です。
セカンド洗面台も動線を大切に
前述したように、こちらの洗面台はリビングとトイレの間にあります。また、ちょうど3階から降りてきた階段の先でもあります。
「多方面からアクセスがよい」洗面台は非常に重宝します。
朝起きてすぐ顔が洗えて、リビングからも近くて、トイレも隣にあって。狭小住宅ならではの特権かもしれないですね。
なかなかお湯にならない
これは1階洗面台のときにも書きましたが、給湯器から離れれば離れるほど、当然お湯になるのに時間がかかります。2階の洗面台は、朝起きておりてきてすぐ使うことになるので、冷たい時間が長いのはちょっとつらいです。
先ほど計測した通り、お湯になるまで45秒かかるので、水を出しっぱなしにしてトイレに行っちゃったりしてます。戻ってくる頃には、あたたかい…!笑
タイルについて
2階の洗面台にもタイルをつけました。
名古屋モザイクさんの「クリクレア」です。宝石のような光沢感と淡いピンクが最高にかわいいです。ピンクですが、本当にやさしい色合いなのでインテリアの邪魔もせず、どのおうちにも合うと思います。
照明について
照明はトゥルパーニです。チューリップのような形が特徴的で、家アカ界隈では割と有名かも。我が家はゴールドですが、白・黒もあるので、お好みのテイストに合わせて購入できるのも嬉しいですね。
↑トゥルパーニはこちら
一番残念だったこと
造作洗面台のデメリットとして一番感じたことは・・・
「作り手(職人さん)」次第で出来栄えは変わる、ということです。
引き渡し時点で、中途半端な隙間ができていたり、配管すらしっかりやってくれていなかったりと、杜撰だなと感じる点がありました。
チェック時にお話しをして、しっかり後日直してもらいました。
「造作洗面台」自体は、自分の好みのデザインや生活スタイルに合わせて作ることができる便利なものですが、この世に一つしかないものなので、作る側はきっと大変。見落としや、雑な処理で終えられてしまうこともあるかもしれないので、引き渡し時に、現場監督と一緒に細かくチェックをしましょう!
まとめ
・洗面台の設置は帰宅動線、生活動線などから各所アクセスのよいところがベスト
・三面鏡やニッチ、棚などで収納力をあげよう
・デザイン性を高めるなら、お気に入りのタイルを貼ってみよう
・引き渡し時のチェックを隅々行うこと!
・給湯器の距離も考えると冬場楽!3階建てで3階に洗面台は避けた方がいいかも?
以上洗面台まとめでした。
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