その家、ペットをキケンにさらしていない!?

猫の暮らし

こんにちは。3匹の猫と狭小3階建てに暮らしてるまだらと申します。

我が家は、注文住宅を建てる前の1LDKアパート時代から夫婦+0才児+猫3匹で暮らすという、

かなり無謀な生活をしておりました(反省)

アパート時代、猫も人も常に同じ空間だった

愛する猫のため、子どものために「安全で快適な家に住みたい!」と思ったのが、我が家の注文住宅計画のはじまりでした・・・!

しかし、安易に人間好みの家を作ると、それはペットたちにとって本当に快適かどうか疑問を抱くこ結果になりかねません。

ということで!

今回は「ペット(主に猫)」と一緒に生活するうえで、気を付けたい家づくりのポイント・キケンを回避する点についてお話ししていきたいと思います。

①脱走防止対策

猫に限らず、ワンちゃんを飼っている方もこんな経験ありませんか?

玄関をあけた瞬間、

ごしゅじーーーん!!!

と、勢いよく出迎えてくれるペットが、

そのまま外へ

ビャッ  っと

飛び出てしまうこと。

アパート時代、何回かやらかしたことがあり、運よく見つけられたものの、私の冷や汗と動機がすごかったのを思い出します。もうあんな経験したくない!!(涙)

ということで、脱走防止のために我が家は二重扉を設置。

この奥が玄関ホールになっています

二重扉というと、壮大なイメージになりますが、要は玄関扉の先の玄関ホール内にもう一枚建具を取り付けただけというもの。

ここの扉さえしめておけば、基本猫が脱走することはないです!これでめちゃくちゃ安心です。

ワンちゃんは猫ほどジャンプ力はないので、ゲートだけでもいいかもしれないですが、設置できる壁やスペースは事前に考慮した上で玄関の設計をした方がよさそうですね♪

②フラットな動線になっているか?

我が家のような3階建てだと、トイレが2階で・・・ベッドが3階で・・・と分散しがち。

これはペットにも同じことが言えて、

ペット用トイレは2階においてあるけど、ベッドは3階、エサは1階!?なんてことになったら、ペットだって大変です。

若くて健康なうちなら問題ないと思いますが、年をとって足腰が弱くなったら、なるべく段差のない場所に、必要な生活道具を集約させてあげて、フラットな動線をつくってあげるのが事故防止・安全対策になります。

私のアパート暮らし時代、部屋の中に段差があったのですが、身軽と言われている猫でも落ちたり躓いたりしたことがありました。そのときは幸いなんともありませんでしたが、やはりアップダウンは避けてあげたいなと感じました。

うちは、2階のリビング隣を猫専用スペースにしているので、万が一階段の上がり下がりができなくなったとしても2階だけで充分生活できるようになっています。

猫専用スペース
キャットステップでくつろぐもち

ワンちゃんも年を取れば足腰弱くなりますし、犬種によってはそもそも階段が苦手な子もいると思うので、ペットとおうちづくりを考えている方はぜひ、ペットちゃんの動線も意識してみてくださいね。

③子どもとの共存

冒頭でも申し上げた通り、我が家には猫の他に子どもたちがおります。

アパート時代では0才だった子は3才となり、更に、今年第2子も誕生しました。

猫も子どもも大切な存在なので、お互いに気持ちよく生活できるにはどうすればよいか考えた結果・・・

2人目が2才になるくらいまでは、主な生活拠点を分けることにしました。

子どもが小さい内は、力加減が分からず、猫を傷つけてしまったり、その逆もあるかもしれないので、常に同じ空間にいるというよりは、お互いいる場所を分けて生活することになりました。

具体的には、子どもたちはリビング。猫たちは②でお伝えした猫スペースorその先の3階寝室にいることがほとんど。

もちろん、猫たちがリビングに来てくれることもありますが、

案の定まあ、子どもに追いかけられる、追いかけられる・・・苦笑。

そこで!開発したのがこちらの

通り抜け猫穴~~~~~

扉の横にあるのが猫穴

リビングから、隣の猫スペースへ抜けるための猫専用穴です。

リビングの扉をしめきっていても、猫は自由にここから出入りできるので、自ら安全を確保することができます。これでかなりストレスフリーなのではないかな?と思っています。

はい、こんにちは〜

猫と子どもが戯れている姿は可愛らしいんですけどね~~ずっと一緒にいてほしいのですが、猫たちの快適さのためには、こういった仕掛けもあると尚ヨシ!ですね。

④外が見える工夫

少し、余談になりますがこの話は危険防止というよりも、猫ちゃんのストレス解消目的です。

①で脱出防止はできたものの、猫は犬とはちがって、散歩に出ることは基本的にないため、外が恋しくなること間違いなし・・・(´;ω;`)

文句を言うもち
文句を言うもち

外を見せろ~~!!

ということで、ストレス解消のひとつとして、猫スペース内に小窓を用意させていただきました。

たまにここから外を覗いて、カラスを目で追ってしっぽをぶんぶん振り回している姿を見ると、窓作って良かったな~と思います。

因みにここの窓は、基本的にはあけないです。ここから脱走されてしまったら元も子もないので(´;ω;`)

リビングにも、高い位置に採光&猫の景色チェック用の窓を用意しました。ここは開かない窓です。

⑤インテリアスペースを分けてつくる

さてみなさん突然ですが、インテリアはお好きですか?私は大好きです。

特に、ドライフラワーや生花をお気に入りのフラワーベースに飾ることが大好きでよく買います♪

こんなかんじ

さて、ここで注意!!!

ペットによっては、人間の取り扱うインテリアグッズが命の危険になることもあります。

アロマグッズ、ドライフラワーなどの誤食、ガラス製品などを割ってしまう怪我リスクなどなど。。。

意外とキケンはたくさんひそんでいます。

ということで、おうちインテリアを楽しみたい場合は、猫ちゃんたちの立ち入らないスペースを事前に設計して、そこで楽しむようにしましょう♪

我が家は、リビングより下(1階部分)は建具で完全に仕切っているため、猫ちゃんたちは立ち入ることができません。

なので、アロマや香水は1階部分で使って楽しむようにしています。ドライフラワーも1階に飾っています。

ここは玄関。自分の趣味と、ペットの居場所の棲み分けが大切ですね。

⑥できていますか?災害対策

災害大国の日本。いつ、大地震などがくるか分かりません。

ということで、最後にお届けするのは、災害用の対策として家づくりでできることをご紹介します。

猫が主に過ごしている部屋、我が家では2階の猫スペースや3階寝室。倒れて来るものがないか確認です。猫スペースのように、ここは猫専用!と決まったスペースであれば、大きい家具は置かずに、備え付けの造作棚や、壁付けキャットウォークなどを利用し、物が倒れてきて猫が下敷きにならないように家づくりの段階で準備しておけば安心です!

3階の寝室まわりも、倒れて下敷きになるようなものはありません。

また、有事の際には猫のエサを買いに行くこともできなくなってしまいます。

我が家は玄関の収納スペースに、1ケース余分に猫のエサをストックしておくようにしています。猫のリードや、猫をいれられるリュックなどもひとまとめにしてここに準備しています。

左側が玄関収納

万が一のときは、すぐに取り出せるような家づくり・心構えでいきたいですね!

おわりに・オマケ

いかがでしたでしょうか。ペットと過ごすマイホーム、安全・安心・快適を築いてこそ最高の家づくりと言えるのではないでしょうか。

ちなみに、予算的に余裕があれば、床暖房を猫のためにいれてあげたかったな~とも思いました。夏は床が涼しくて比較的気持ちよさそうなのですが、冬は床暖房があればさらに快適だったかもしれませんね。

ぜひ、こちらのブログを参考にペットと暮らす家づくりを楽しんでいただければ幸いです。

それではまた!

ロロちゃん
ロロちゃん

どうだったかにゃ~?おみゃ~ら。

にゃんと素敵な家づくりでは、今後も猫との暮らし・狭小3階建ての

家づくりの工夫などをお届けしていくニャ。

アインちゃん
アインちゃん

これから注文住宅を建てるぞって人に、ぜひ届くと嬉しいニャ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました