こんにちは。狭小3階建てで、ゆるりとおうち英語に取り組んでいます。まだらと申します。
おうち英語、というとどんなイメージをお持ちでしょうか?
時間とお金にゆとりのある家庭しかできないんでしょ・・・。
・・・と私は思っていました。そして取り組んでいる親御さんも、英語レベルが高い印象。
私自身は、英語が特別得意だったわけでもなく、TOEICすら受けたことがないレベル。
それでも、耳がいいと言われる幼少期のうちに、我が子には「英語」に触れさせてあげたい。
そう思ったのをきっかけに、色々と教材やレッスンなどを調べてみました・・・が、
どこもそれなりに「お値段がする」「教材量が多い」「通うのが大変」ということを痛感しました。
そもそも我が家は、フルタイムの共働き。
貴重な土日を使ってレッスンにいくような元気もなければ、
高い費用を払える余裕もない・・・・。
それでも英語学習を諦めたくない!
語学の勉強は、いかに継続していくかだと私は思います。
なので、親のサポートが手薄(自宅保育などで長時間つきっきりになれないという意味)でも、安価で子どもが楽しく継続できる英語教材を探していました。
そこで見つけたのが
こどもちゃれんじ(ぷち)イングリッシュ。
後述しますが、圧倒的な金額の低さが決め手となり、2才半からスタートし、2024年3月現在およそ半年間使用しております。
今回は、2才半~3才の間に実際に取り組んだ「こどもちゃれんじぷちイングリッシュ」の体験談・良い点・悪い点などをまとめてレビューしていきたいと思います。
我が家のように、毎日多忙に追われ、ガッツリ費用を掛けられないけれど、子どもの英語教育に興味のある方の参考になれば幸いです。
~この記事を読んでわかること~
・「こどもちゃれんじ ぷち イングリッシュ」とは
・「こどもちゃれんじ ぷち イングリッシュ」の使用感、子どもの反応
・英語教育として身についていること
・メリット・デメリット
・総評/レビュー
こどもちゃれんじぷちイングリッシュ
こどもちゃれんじぷちイングリッシュとは、
しまじろうで有名なベネッセから出ている、幼児向けの英語教材です。
2か月に1回のゆったりペースで教材が届き、共働きのような忙しい家庭でも、取り組みやすいという大きな特徴があります。
教材は年齢別にカリキュラムが構成されていて、「リスニング」「スピーキング」「リーディング」「ライティング」もまんべんなく身に着けることができるとされてます。
「ぷち」というのは2才児向けの教材の名称となりますので、今回は、2才児向けの「ぷち」教材をご紹介していきます。(その後、ほっぷ、すてっぷ、じゃんぷと学年があがっていきます)
大手なのは安心。しまじろうも有名だし、子どもの興味をうまく惹き付けてくれそう!
コスパ最強
英語教材は某有名なDキャラクターのものなどがありますが、高いところだと100万円かかるそうです。
月1万円の英会話だって、渋るのに・・・。
100万円は無理です。
その点、こどもちゃれんじぷちイングリッシュは
1か月あたりの費用がたったの1,570円! (2024年2月時点)
驚きの安さです。様々な教材が届いてこの値段はすごいですよね。
お得・・・!圧倒的な安さに惹かれ、我が家の初めての英語教材はこどもちゃれんじぷちイングリッシュをお迎えすることに決定したのでした。
どんな教材が届く?
おもちゃ
メインの教材はこのおもちゃたちです。
音がでたり、仕掛けをめくったり、様々な遊びを通じて英語を身に着けていきます。
勉強感はほとんどなく、一見普通のおもちゃなので、食いつきがいいです!
子どもひとりでも簡単に遊ばせることができます。
また、短時間でできるようなものばかりなので、ちょっとした隙間時間や、帰宅後~ご飯ができるまでの間に遊んでてもらうということができます。
ただし、デメリットもあります。
実際に届く教材は「プラスチック」や「紙」で出来ているものが多いです。
軽くて扱いやすい反面、壊れやすく、なくしやすく、下の子がいるとすぐボロボロにされます。
また、おもちゃは、『通年で使う』ものもあり、代表的なものがこちらのしまじろうぬいぐるみ。
ぬいぐるみの中に機械がはいっていて、モードを切り替えると○月号の「ドライブモード」、次は○月号の「お誕生日モード」などと幅広く対応しています。
そして、ぬいぐるみだけではなく、こちらのプラスチックでできた教材も、何ヶ月かに渡り、遊べる物となっています。
お気づきいただけただろうか…?
長く遊べる、というのは言い換えると
表側の遊びはすぐにできるけど、裏側の機能を使った遊びは次月号を待たないと遊ぶことができないのです。
冒頭でも説明しましたが、こどもちゃれんじぷちイングリッシュは「2か月に1度のお届け」です。
よって、次の機能が使えるまで2か月待たないといけません。
子どもが段々理解してくる年齢なので、「あれ?こっちは?遊べなーい」「こっちでも遊びたい―(怒)」という、少し面倒くさい事態になります。(うちはなりました。何度も言われた。)
年度のはじめからスタートすると、教材量が逆に少なすぎて、物足りなくなってしまう可能性があるのがデメリットです。
※我が家は年度途中からはいったのですが、既に終わっている分の教材までまとめてもらえるプランがあり、そちらを選んだので過去の教材が一気に揃い、飽きずに半年間継続することができました。
教材そのものは、子どもの遊びたい気持ちをうまく引き出す形になっていて、「遊び」が「学び」に直結する、ベネッセさんらしい教材で、子どもに英語を継続的に学ばせてくれるのは良いなと率直に感じています。
専用動画
これ、我が家では一番重宝しています!
会員限定で視聴することができる専用の動画があります。
タブレットやスマホで見ることも当然できるのですが・・・
実はこれ、ファイヤースティックに追加することも可能なんです!!!
タブレットやスマホって、他のアプリが入っていることを2才児は知っているので、途中でYOUTUBEがいいだ、ゲームがやりたいだって、集中してくれないんです。が、
ファイヤースティックにしまじろう動画をいれて、TVで流してしまえば、もう釘づけ。
この半年間、1度も嫌がらずに見てくれています(ありがたい!)
動画は、「直近の発行号に合わせた内容」になっていて、しまじろうは勿論、ネイティブの先生もお話ししてくれます。
「歌」「ミニゲーム」「ストーリー」などがバランスよく入っていて、飽きませんし、
3分だけ、あのコーナーだけ見せたい というピックアップもできるし、
この号のときの総集編をつけたい!なんてこともできます。(50分くらいかかったりするので、適宜休憩してくださいね)
特にいいなと感じたのは、動画内で、教材の使い方を教えてくれるのですが、実際の遊び方がよくわかるので、子どももまねっこしたい!となって、一緒に教材を引っ張り出してくれます。
日本語も織り交ぜながら、やさしめ設定の動画となっているので、はじめての英語、親は少し苦手だけど取り組ませてみたい・・・という方には、ピッタリだと思います。
し・か・も!
動画は週1で更新してくれます!!!教材は2か月おきですが、映像は毎週新しいものが届くので、新鮮味ももちながら、楽しく英語にふれられていますよ。
半年間の成果はいかに・・・?
ここで、半年間の成果を発表したいと思います。
正直にお伝えします。
『単語』・・・・◎教材内で出て来るものはほぼ、マスター。動物や、乗り物、色、数字など。外を歩いているときに、「ママ、airplane!」と初めて言ったときは感動しました。
『会話/文法』・・・・ほぼ× 歌や、お話しに出て来る簡単な会話くらい出るようになるかなと思いましたが、会話としてのアウトプットはほとんどありません。問いかけても単語のみがほとんど。アウトプットできるのは「Ⅰwant~○○」「Where are you?」のみ・・・。
『リスニング』・・・・△ 教材の内容に沿った質問を英語でこちらから投げかけると、正しく返してくれます。「What color do you like?」-「blue」など。
また、「green pepper」と聞いて、ピーマンだと理解して遊んでいる姿を見たときは衝撃でした・・・。私は30年ちかく、ピーマンの英語はピーマンだと思ってたのに・・・(笑) ただ、なんとなくYes,と答えているだけのような場面も見受けられるので、まだ成長途中だなと感じています。半年の成果としては、まずまず。
ライティング・・・・×。年齢的にまだ取り組ませていません。
以上が半年間の成果になります。
やっぱり、おうち英語ガチ勢に比べると、だいぶスローペースな印象。
実際、こどもちゃれんじぷちイングリッシュはどうか
我が家はその圧倒的なコスパに惹かれて、こどもちゃれんじぷちイングリッシュをはじめました。
はじめての英語教材としては素晴らしく、「とっつきやすさ」「継続しやすさ(子ども的にも親の懐的にも)」は評価が高いのですが、
半年間の経験から感じたことは「アウトプットが足りない」ということでした。
なぜ、子どものアウトプットが少ないのか考えてみたところ、
「子ども任せ」にしてしまった。のが良くなかったのではないかと思いました。
おもちゃみたいだから、自由に一人で遊ばせられる。ワーママとしては大変ありがたいのですが、ついついそのまま遊ばせて終わり。なんて日も多くありました。
教材をやらせっぱなしにするのではなく、親と一緒にコミュニケーションをしっかり取りながら、親自身も勉強をして、子どもがより話したくなる環境を整えていくことも重要なのだなと実感しました。
せっかく単語や文法を学んでも、親が日本語で話し続けていれば、子どもは自ら英語を話してくれません。
つまり、教材を子ども1人で楽しんでもらうだけでは、学習にならず、最も良いのは親も一緒に教材を使って、親からも英語の語り掛けが必要。
教材を活かすも殺すも、一緒に過ごす親次第だと思いました。それは、こどもちゃれんじイングリッシュに限らず、どの教材もきっと同じだとは思いますが。
そういう意味では、時間さえあれば、易しい英語なのでどんな親御さんでも子どもと一緒に楽しく英語を学ぶことはできると思います。
これからも続けるか/人にすすめるか
半年間やってみて、子どもの生活の中に当たり前のように英語がある・英語って楽しい!という基礎中の基礎をつくることができたので、こどもちゃれんじイングリッシュには大変感謝しています。
礎ができたので、おうち英語のゴールに向かってさらに進んでいきたいところです。
我が家の幼児期(就学前)のゴールは「リスニング強化」と「リーディングの定着」。具体的には、対象年齢の英語教材CD・絵本を初めて聞いたとき・見たときにすんなり理解できるものを目標にしています。
そのためにはやはり、まずは継続。あたりまえのように英語がある日常をつくる。それが、こどもちゃれんじイングリッシュには適任なのかなと思います。
しかし、比較的易しい教材になってしまうため、1つの教材にこだわらず、様々な教材・視点からアプローチしながら、親も関わっていけるスタイルをなんとか確立していこうと思っています。
なので、こどもちゃれんじイングリッシュは子どもの英語に対する「好き」という気持ち、「知的好奇心」を刺激し続けるアイテムとして、安心材料として今後もそばにおいておきつつ、
メインの学習教材はまた別途準備をし、毎日の日課として市販の絵本を読んだり、YOUTUBEのオススメ動画を見たり、英語アプリをいれてみたり、多角的に子どもの英語力を伸ばしていきたいと思っています。
こどもちゃれんじイングリッシュは、とにかくコスパを重視したい、はじめての英語教育なので、安心できる教材がいい。という方にとても、おすすめです。
とっつきやすい教材なので、始めるならぜひ、お子さんが英語に抵抗のない、2才くらいまでにスタートできたら理想だと思います。
以上、我が家のこどもちゃれんじぷちイングリッシュ体験談でした!
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